<院長の子育て日記> 得意と不得意

先日、磯子区学校保健会総会で「優位感覚」についての講演を聞きました。
「優位感覚」というのは、「人それぞれ得意な感覚がある」ということです。「右利き」や「左利き」があるように、「聴覚が得意」「視覚が得意」など人それぞれ得意な感覚が違うそうです。

先日の講演では以下の4つの分類を教えていただきました。
1. 聴覚タイプ:音で理解したり、覚えたりしやすいタイプ。
2. 言語感覚タイプ:頭で考えて理論づけしたいタイプ。
3. 体感覚タイプ:実際に体を動かしたり、体験したいタイプ。
4. 視覚タイプ:目で見た情報で理解するのが得意なタイプ。
– 詳しくは、「NLP 優位感覚」で検索して調べてみてください。

チェックテストを行なったり各タイプの説明を聞いたりした結果、私自身は「聴覚」+「言語感覚」優位タイプかなと思いました。でも、同じテーブルの参加者の方の中には「完全に視覚タイプ!」という方もいらしたし、「どのタイプもまんべんなく、、かな?」という方もいました。

この分類が何の役に立つかというと、
– 自分の特性を活かした勉強の仕方を見つける。⇨私は聴覚タイプだから音で覚える方が効率が良いのかもしれない。そういえば最近オーディオブックを利用しているけど普通の本を読むより耳で聞く方がよく理解できているかも、、。
– 他人とのコミュニケーションに役立てる。⇨仕事仲間の〇〇さんは視覚優位タイプっぽいから、全体像がイメージしやすいように仕事の行程表を用意したほうが話がしやすいかも、、。
– 親子のコミュニケーションに役立てる。⇨息子は言語感覚優位っぽいから、理屈が納得できないと指示に従わないかも、、。娘は体感覚優位っぽいから、何度も繰り返して体でおぼえてもらおう!
など、、と応用できるわけです。

優位感覚のお話の中で印象的だったのは、「やり方を変えたらできるようになった」という実例のお話です。

例えば、スイミングスクールでクロールでの息継ぎがどうしてもできない子がいました。スイミングスクールのやり方はひたすら体で覚えさせるというやり方だったのですが、その子供は言語感覚優位タイプの子だったので、教え方を変えてみることにしました。まずは部屋の中で息継ぎするときのポイントを説明しました。「息継ぎするときには顔を45度ぐらい上げて、、足をかくスピードを上げて、、」等。説明をしっかりしてからいざプールに入ると、まもなく息継ぎができるようになったそうです。

何かできないことがあったとしても本当にできないわけではないのかもしれませんね。
出来ないのではなくて、やり方が合ってない。
やり方を変えればできるようになるのかもしれない。

他の人のやり方が自分にも合っているとは限らない。
自分についても、子どもについても、やり方を変えたら可能性はもっと広がるかもしれませんね。

<院長の子育て日記>メンタルは成長する。

「こどもの友達が意地悪な子なのでもう付き合ってほしくない。」ということを言っているママさんがいました。
確かに心配だろうなと思うのですが、同時に「そのお友達もずっと意地悪なままではない」とも思いました。
小さな子どもは体だけでなく、心もどんどん成長するものです。
こどもが意地悪だったり乱暴だったりしても教えてあげれば行動は変わってゆきますし、
臆病だったり弱虫だったりしても、いろいろな経験を積んでゆけば勇気のある大人になれるかもしれません。

子どものメンタルが弱いことにガッカリしたり失望したりするパパさんママさんがいます。
ですが、子どもは大人よりもメンタルが弱いものです。それが普通です。パパさんママさんも子どもの頃は今よりも気持ちが弱かったはずです。
もっと頑張りたいのに頑張れなかったり、嫌なことがあったら体調が悪くなってしまったり。
「自分が子どもの頃はもっと頑張っていた!」と言いたいかもしれませんが、子どもは自分と違う人間だし、置かれている環境も違います。簡単には比べられません。

それでも、大丈夫。子どものメンタルはきっと成長します。
そして、大人のメンタルも成長しています。
今はうまくいかないことがあっても、大人だって少しずつ成長しています!

羽田空港✈

こんにちは!スタッフのやまざきです。
先日、羽田空港に遊びに行ってきました!

何をするにもそんなにテンションが上がることのない私ですが…
飛行機を近くで見るとちょっぴりテンションあがっちゃいます⤴︎(^o^)

屋上の展望デッキで飛行機を見るのを楽しみに行ったんですけど、猛暑日でめちゃくちゃ暑くて( ̄O ̄;)
暑すぎて数分しか外にいられず、ぜんぜん写真も撮れませんでした

羽田エアポートガーデンに行ったり、羽田空港限定のお菓子を買ったりと、旅行に行くためではなく遊びに行くだけでもとても楽しめる場所でした!

夏が終わって涼しくなったらまたゆっくり行ってみようと思います。

<院長の子育て日記> 正しい情報の探し方

親子の信頼関係があれば、

失敗した時も、トラブルに巻き込まれた時も、子どもは親に相談してくれるかもしれません。

こどもが相談してくれれば親子で一緒に対策を考えることができるので一番安心です。

しかし、親には相談できない時もあるでしょう。

そういった時に、こどもが適切な対応をとれるか?

子どもには、正しい情報の探し方を教えておきたいものです。

普段から、いろいろな情報についてこどもと一緒に考えるようにすると良いと思います。

子供から何か質問があったとき、「一緒に調べてみよう」と言って、ママさんやパパさんならどのように調べるのかを実際に見せてあげると良いですね。

インターネットで何かを調べるとき、信頼できるサイトとそうでないサイトを大人はどうやって見分けているのか?

誰かに相談するとき、親はどんな人や機関を信頼しているのか?

子どもは答えづらい質問をしてくることもありますが、

「子どもの質問から逃げない」という姿勢を大事にしたいですね。

その場で答えられないことなら、「一緒に調べよう」でも良いし、「後で教えるね」でも良いです。

以前、うまく答えられなかったことや嘘をついてしまったことがあっても、

「ごめんね。あれは本当ではなかったんだ。今は本当のことが話せるよ」と言って

親子は何度でもやり直せます。

電車の旅

みなさん、こんにちは。スタッフのたけうちです。

先日お友達と電車の旅、山梨へ行ってきました。
まずは、新宿から甲府へ。
ほうとうを食べに行ったのに、ほうとうの写真を撮り忘れ(・・;)。メニューで気になった鶏もつとさくらんぼのしば漬けをのみ撮るというミス。

お腹が満たされたので、お散歩がてら武田神社へ。感想はとにかく暑かった…。
そのあとはまた電車に乗り甲府から富士宮へ。
富士宮焼きそばとお好み焼きを食べました!

のんびりと景色を見ながらの電車の旅。
みなさんも是非してみてください。
私も次はどこへ行こうかと考え中です!

【重要】非感染症外来について

コロナウイルスの感染対策として設けた「非感染症外来」(水曜日の午後)ですが、7月末までで終了とします。

8月からは水曜日の午後も通常の診察時間になりますので、かぜ症状の方も受診できます。