先月、洋光台第2小学校の生徒たちが「睡眠について」私に質問があるということでインタビューに来てくれました。
「どうやったら早く眠れるか」という質問があるのかな?と思っていたのですが、
実際は「どうして睡眠が必要なのか?」という質問がメインでした。
「睡眠をとらないとどうなるの?」「睡眠をとるとなにかいいことがあるの?」
「大人は睡眠とらなくてもいいの?」など
子どもとしてはその辺が納得いかないと「早寝早起きしろ」と言われてもできないのでしょうね。
睡眠については厚生労働省で有識者が検討して
「健康づくりのための睡眠ガイド2023」というものを作っています。
こちらに基本的なことが書いてありますので、興味のある方は是非読んで見てください。
健康づくりのための睡眠ガイド2023https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html
私が興味深かったのは、必要な睡眠時間についてです。
1~2歳児は11~14時間
小学生は9~12時間
中高生は8~10時間
25歳で約7時間
45歳で約6.5時間
65歳で約6時間
と、年をとるにつれて長く寝なくてよくなります。
お年寄りが夜中に目が覚めて寝られなくなるという話を聞きますが、
早く寝すぎるから夜中に起きてしまう。そんなに長く寝る必要がないということらしいです。
逆に寝る必要がないのに、横になっている時間が長いということが健康リスクにつながるそうです。
Q なぜ睡眠が必要なの?
睡眠中には、日中の活動で疲れた脳や体を休ませて疲労を回復する働きがある。
また、傷ついた細胞を修復したり、病原体を退治する免疫物質を作ったりと、体のメンテナンスも行われている。日中に見たことや学習したことを脳に定着させたり整理したりする効果もある。成長ホルモンも睡眠中に分泌される。


<院長ブログ> どうして睡眠が必要なの?
(2025年11月11日)





















