<院長の健康日記> 「養生訓」の教え 1

「養生訓」とは:

江戸時代、儒学者の貝原益軒(かいばらえきけん)が83歳の時に出版した健康長寿の心得。当時のベストセラーになりました。(当時の平均寿命は50歳未満だったそうです。)

養生訓には、現代でも参考になるような教えが書かれています。

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「養生の術はまず心気を養うべし。心を和にし、気を平らにし、怒りと欲を抑え、憂いや思いを少なくし、心を苦しめず、気を損なわず。」

心が穏やかであることが健康長寿の基本として最初に取り上げられています。非常に納得ですね。

 

心を穏やかにするために私が一番大切だと思っているのは、

「自分がやるべきこと、自分ができることをやる」ということです。

他人のやるべきこと、他人の課題には手を出さない。

人の手に負えないような不幸や不運が存在することも理解する。

自分からストレスを手放す。

私は私ができることしかできないけど、私ができることが誰かの役に立つこともあります。

 

そうそう、「養生訓」にはこんな素敵な教えもあります。

「すべてのこと十分によからんことを求れば、我が心のわずらいとなりて楽しみなし。いささか良ければ事足りぬ。十分によからんことを好むべからず。」

:全てに完璧を求めてはいけない。多少でも気に入ればOK。

 

パートナーにも子供にも完璧を求めてはいけません(^^)

 

あけましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年一年が、皆様にとって素晴らしい年になりますように。

 

被災地の方々が早く穏やかな生活を取り戻せますように。

世界中の戦争が早く終わりますように。

はじめまして

皆さま、はじめまして!

今年の7月に入職いたしました、
看護師のいけだ、と申します。

 

本日は初めてのブログ投稿なので、簡単に自己紹介をさせていただきたいと思います!

 

◎出身
横浜市が大好きな浜っ子です!

 

◎趣味
旅行が好きで、国内47都道府県すべてを訪れることが目標ですが、、、到達度はまだ1/3くらいです(笑)
その土地の景色を眺めたり、美味しいものをいただくことが至福のときです。
特に好きな場所は、八重山諸島、与論島、高知県です。
写真は日本最南端、波照間島です。

 

◎ひとこと
これまでNICU、小児科病棟等で看護師をしておりました。クリニックにお越しになるお子様、そしてご家族の皆さまのことを、見守りながら、お手伝いできることをしていきたいと思っております。
些細なことでも、気になることはお気軽にお声がけいただけますと嬉しいです(^o^)

 

さいごに、寒さも増して体調を崩しやすい日々が続きますが、無理しすぎず、この冬を一緒に乗り越えていきましょう。

そして、よいお年をお迎えくださいませ。

 

皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

【重要】予約方法について

予約システムの変更に伴い、1月からは小児科診察はweb予約のみとなります。電話で予約がとれませんのでご注意ください。

小児科診察に関するお問い合わせなどはお気軽にお電話ください。

 

<予約方法 まとめ>

(1)小児科診察:web予約のみ。予約が取れない場合には予約外で診察しますので、診療時間内に直接来院してください。

(2)漢方診察:初診は電話予約のみ。再診はweb予約・電話予約ともに可能。

(3)予防接種、乳幼児健診:web予約・電話予約ともに可能。

みつばち勉強会「おうちモンテッソーリ」

12月の「みつばち勉強会」

「みつばち勉強会」はクリニックのスタッフとママさんパパさんが一緒に勉強する会です。
クリニックのスタッフが調べたことを皆さんと共有します。

今月のみつばち勉強会のテーマは、「おうちモンテッソーリ」です。いよいよ今週の金曜日となりましたが、あと1〜2名は参加可能です。

世界で最も有名な教育法のひとつである
「モンテッソーリ教育」。
多くの著名人がこの教育法を受けたと言われています。
(最近では将棋の藤井聡太竜王名人がこの教育を受けていたと話題になりました。)

モンテッソーリ教育は「子どもの自立を助ける教育法」と言われています。

モンテッソーリの考え方は普段の子育てにも役に立つそうです。
今回は、看護師ながさきが勉強したことを皆さんと共有したいと思います。
藤井聡太竜王名人ファンの院長もとても楽しみにしています!

興味のある方はぜひご参加ください!

みつばち勉強会ポスター12月

<院長の健康日記> 飲食の心得

今週、磯子区の学校保健委員会大会が行われます。

今回は小中学校の保護者や保健の先生から学校医に対しての質問を集めておいてそれに回答するというコーナーがあります。

私は内科校医として参加するのですが、さまざまな質問が事前に寄せられていました。その中で「こどもの食生活」についての質問がいくつかありました。

食事については生涯必要になる基本的な食べ方をこどもに教えることが大事だと思います。つまり「バランスの取れた食生活」です。

  • 現代風に言うと、「タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル」をバランスよくとる。
  • 鎌倉時代の「典座教訓」では「五つの色(白・黒・赤・黄・緑)の食べもの」をバランスよく摂る。
  • 「甘いもの、塩辛いもの、苦いもの、辛いもの、酸っぱいもの」をバランスよく摂る。
  • 食べ過ぎない、飲みすぎない。

「コレを食べれば健康になる!」みたいな魔法のような食べ物はないと思います。江戸時代の「養生訓」には「同じものばかり食べるのはよくない」と書かれています。バランス良い食生活が健康の基本です。

しかし、毎日食べる「お米」。コレには工夫の余地があると思います。

白米ではなくて、玄米や胚芽米には食物繊維やビタミンミネラルが多く含まれます。少し味は落ちるかもしれませんが、白米を玄米や胚芽米に変えると簡単に栄養を改善できます。オススメです。