<院長ブログ> 不登校の子どもが増えています。
不登校の子どもが急激に増えています。
2020年の新型コロナウイルス発生は、不登校を加速させました。
ステイホームでスマホ漬け・ゲーム漬けになった子どもが増えたことが一つの要因として考えられています。
今どきの不登校の理由は、「いじめ」よりも「やる気が出ない」「不安、抑うつ」「なんとなく」のような漠然としたものが多いそうです。
将来、子どもが不登校にならないために、小さな子どもの親は何ができるでしょうか?
もちろん、完璧な方法なんてありませんが(そして不登校が絶対にダメだというわけではありませんが)。
子どもの心を強く育てるには、、
まずは、子どもが親や周囲の人間の愛情を感じられること。
「親や養育者が自分を見ていてくれる」小さな子どもにはそれが一番大事。
周囲の愛情をしっかり感じられれば、子どもに自信がつきます。
そして親は、ダメなことはダメ、と子どもをきちんと叱ることも大事です。
危険な行動や社会に受け入れられないような行動をきちんと教えてあげましょう。
(叱られることに多少慣れることも必要です)
失敗や嫌なことを子どもに経験させることも大事です。
ちょっとした怪我や友達とのケンカも、子どもには大事な経験です。失敗を乗り越えて子どもは強くなっていきます。
そしてスマホやタブレットの使用を制限すること!
子どもの中にはデジタル世界にはまってしまって、現実世界に適応できなくなる子がいます。
できれば小学校まではスマホやタブレットを見せない、触らせない。
スマホの見過ぎは視力にも影響しますし、できる限り時間を制限する必要があります。
*参考文献
「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導状の諸課題に関する調査結果の概要」文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf