カテゴリ: 「こころのお知らせけいじばん」

こころのお知らせけいじばん

どもり

「どもり(吃音症)」は、およそ100人に1人で主に就学前から始まります。多くは成長により自然に良くなります。
 子どもが話すことに苦痛を感じていない方が良くなりやすいようです。おうちの方は、どもりを指摘したり会話をさえぎったりするよりも、子供がリラックスして楽しく話せるように対応するのがよいでしょう。気分的な落ち込みも防ぐため、温かく支えて下さい。
 なお、話すことに苦痛が強い場合や、どもりに伴って顔や体をゆがめるなどの場合は専門家を受診するのが良いでしょう。言語聴覚士による訓練が必要なことがあります。

専門家は・・お住まいの区の福祉保健センターこども家庭支援課で、問い合わせて相談窓口や医療機関を紹介してもらうことができます。

こころのお知らせけいじばん

 統合失調症は、およそ100人に1人と言われる多い病気です。その数%が15歳以下の発症です。
 原因は、生物学的な素因から環境・ストレスまで、さまざまな要素が合わさっていると言われています。
幻覚や妄想の存在が診断に重要ですが、子どもの場合、はっきり診断できないことも多く、
その場合は統合失調症に準じて慎重に経過を追う事が必要です。
 強迫行為やカッとなりやすさなどが目立つ場合もあります。
 治療は、大人と同様に第二世代抗精神病薬による薬物療法などが中心となります。
また、再発を繰り返さないように、病気の特徴を理解し環境を調整することも長い経過では必要になります。

相談の窓口は、児童相談所、区役所のこども家庭支援課、心療内科や精神科のクリニック等があります。
小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。

こころのお知らせけいじばん

うつ病

成人では一般的に良く知られた病気ですが、小児・思春期にも起こることがあります。
ほとんどは軽症例ですが、まれに重い場合もあります。

症状は、成人のような「ゆううつ、かったるい」という気分よりも「イライラ」が目立つことが多いようです。
きっかけはストレス、体の病気、家族関係など様々です。

ほとんどが回復しますが再発の可能性もあり、長期的な視点が必要です。

受診は児童・小児を専門とする精神科や心療内科が良いでしょう。

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ADHD(注意欠如・多動症)

最近は、芸能人やスポーツ選手がADHDであることを公表するなど話題になっています。

子どもの場合は“朝の身支度、夕の宿題や明日の準備などで毎日保護者ともめる”“衝動性ゆえに、きょうだいやお友達にけがをさせてしまう”などで叱られることが多く、自尊心が低下することもあります。早い時期に適切な対応をした方がスムーズにいくでしょう。

治療では、本人の面接のほかに、親が特徴を知り対応のトレーニングを受ける・学校に治療の状況などをきちんと伝えて理解を得る・薬物療法をする・・なども場合に応じて行います。

相談先は、診断を受けたいなら児童精神科・小児精神科・小児神経科などの医療機関、
具体的な対策を知りたいなら地域療育センター、発達障害者支援センター、お住まいの保健福祉センターなどです。
近年は大人への支援窓口も広がっています。

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こころのお知らせけいじばん(4)

摂食障害は、主に中高生の女子に多く、ときには小学生やスポーツ選手にもみられることもあります。
きっかけは様々ですが、肥満への恐怖などがみられます。
ほとんどはやせ症で始まり、長い経過で食べ吐きに転ずることもあります。
体が危険な状態になることもありますが、本人は運動や勉強を頑張っていて、とても体が悪いようには見えないことも多いです。
治療には、医療機関のみならず家族や学校関係者の協力も必要になります。本人の自己評価が低い場合が多いので、周囲もそれに心理的に配慮して対応するのが良いでしょう。

相談の窓口は、児童相談所、区役所のこども家庭支援課、心療内科や精神科のクリニック等があります。
小児精神科への紹介をご希望される方は、小児科クリニックにご相談ください。

こころのお知らせけいじばん(3)

発達障害(自閉スペクトラム症)は、3歳児健診で見つかることも多く、半数以上は小学校入学前に医療機関などで診断が可能です。
ただ、それ以外でも普段の子どもの様子で「視線が合わない」「言葉が少ない」などで気になる場合もあるかも知れません。
その場合、区役所の福祉保健センターに相談してみましょう。
(磯子区役所福祉保健センター・こども家庭支援相談 045-750-2525)
また、児童相談所でも相談・診断できます。
(横浜市南部児童相談所 045-831-4735)
診断をつける目的だけでなく、そういう特性を持つ子どもとの関わり方のアドバイスも得られます。

おうちの方も専門家に子育てを相談する場を持ち、その情報を学校などに橋渡しすることが必要です。それにより子どもへの関わり方、周囲の人の理解、地域での過ごし方をより良くすることができます。

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