こころのお知らせけいじばん

 「早寝早起きして朝食をとると良いことたくさん?」ヒトには体内時計があり、昼行性のリズムを持っています。夜更かしよりも早寝早起きの生活の方が太りにくい、免疫力も高くなる、血圧も安定する・・など様々な良いことが知られています。また、朝食をとると胃腸を通じて体全体の目が覚め、運動や知的な機能も高まります。逆に夜更かしや夜食の習慣があると、朝は食がすすみません。朝食をとるためにも早寝早起きが必要です。

 しかし現在、子供の就寝時刻が遅くずれ込むことが増えています。社会環境や、家庭の状況など要因は多くあります。少しでも子供がより良い睡眠時間を確保できるようにしたいものです。子供は親の生活習慣に影響を受けるので、親も早寝の生活が望ましいです。また、テレビやゲーム、とくにスマホ(ブルーライト)の光は夜に浴びると眠気を減らし、早寝につながりません。夜遅くまで使わないようにします。さらに夜間にテレビや照明をつけたまま寝るのは眠りが浅くなるので注意します(真っ暗が嫌いな場合は白熱灯の夜間灯などに切り替える)。蛍光灯や白色LEDは夜間に浴びると睡眠を促進するホルモンであるメラトニンの分泌を妨げますが、白熱灯による照明はメラトニンの分泌を妨げないことがわかっています。

カテゴリ:「こころのお知らせけいじばん」

公開日:2018年6月30日